馬場タイプ

『馬場タイプ』とは!?

競走馬に掛かる負荷がどの程度か」という観点のもと、走破時計をベースとして独自基準に基づき判別している、独自の予想ファクターです。

JRA発表の馬場状態は有効なファクターではない!?

JRA発表の馬場状態は、芝・ダートともに『良・稍重・重・不良』の4分類です。

※一般的に、芝コースでは
『良』が最も軽くて走りやすく、走破時計が速くなりやすい、とされています。
逆に『不良』はタフで走りにくく、走破時計が遅くなりやすい、とされています。

ですが、(速い時計が最も出やすい)芝の良馬場での勝ちタイムの方が遅くなり、
(遅くなるとされている)渋った馬場(稍重、重、不良)での勝ちタイムの方が速くなる、という状況がよく発生しています。

例えば、
2019/09/16(月) 中山12R 1勝クラス 馬場状態:重 勝ちタイム:1.08.4
2019/09/02(日) 札幌12R 1勝クラス 馬場状態:良 勝ちタイム:1.10.4

前者が重馬場で行われたのに対して、後者は良馬場。馬場状態だけでみると後者の方がタイムが速くなりそうですが、その実は逆に、後者が2秒遅くなっています。

※競馬Digitalの馬場タイプでは、前者(重馬場)を「中速」、後者(良馬場)を「超低速」と判定しています。

つまり、競走馬の馬場適性を測るのに、
JRAの発表する馬場状態はあまり有効なファクターとして機能していない?
と考えています。
 
 
そして、
一般的な競馬新聞の馬柱には、JRAの馬場発表に基づいた成績分類しか載っていない場合がほとんどです。

競馬Digitalでは、「競走馬に掛かる負荷がどの程度か」という観点のもと、
『走破時計』をベースに『出走馬の能力』『風圧・風向』『コース形状』などを加味した評価基準で馬場のタイプを分類し、オリジナルのファクターとして掲載しています。

芝・ダートは分別して、集計しています。
また、当サイトの馬場タイプデータは、2017年以降からの集計となっています。

『馬場タイプ』の分類

芝・ダート共に、以下5段階に分類しています。

# 超高速 高速 中速 低速 超低速
芝:目安タイム(※1) 1.08.2 1.08.7 1.09.1 1.09.5 1.10.0
芝:全体に占める割合 23.41% 25.67% 24.88% 19.33% 6.71%
ダ:目安タイム(※1) 1.11.2 1.11.6 1.12.0 1.12.4 1.12.8
ダ:全体に占める割合 23.40% 24.46% 33.79% 10.17% 8.90%

※1.タイムは1勝クラスにおける1200mの場合の目安タイム
※2.馬場タイプの集計は2017年以前は行っておりません。2017年1月1日以降のデータが対象となります。

『馬場タイプ』でわかる馬場適性

2019年末時点、重賞戦線で活躍しているマイスタイルの戦績を見てみましょう。(※2017年〜2019年末)

JRA馬場発表

JRA馬場発表 着度数 勝率 連対率 複勝率 掲示板内率
1-4-1-2-6 6.7% 33.3% 46.7% 60.0%
稍重 3-0-1-0-2 50.0% 50.0% 66.7% 66.7%
0-0-0-1-0 0.0% 0.0% 0.0% 100.0%
不良 0-0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

JRA発表の馬場状態でみると、どのような馬場状態でも同じように好走できる馬に見えます

馬場タイプ

ですが、馬場タイプで分類してみてみると、

馬場タイプ 着度数 勝率 連対率 複勝率 掲示板内率
超高速 0-0-1-1-3/5 0.0% 0.0% 20.0% 40.0%
高速 0-0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
中速 1-1-0-1-1/4 25.0% 50.0% 50.0% 75.0%
低速・超低速 3-3-1-1-3/11 27.3% 54.6% 63.7% 73.3%

馬場が重たい状態の方が得意なことがわかります。

このように、馬場タイプを確認することによって、本当の馬場適性を見抜くことが可能です。
 

「馬場タイプ」の見方

①総合評価

◎,〇,△,×,危の5段階評価。左から順に高評価。
競馬場の気温データに対して、その馬の季節適性を判定しています。
※扱い度合いを示す指標のため、1レースに◎が2頭以上いる場合などがあります。

  

②適性得点

①総合得点を算出するための得点。0を基準とし、-100(最低)から+100(最高)まで。
レース前の推定馬場タイプを参考に、③馬場適性判定の評価を得点化しています。

高速馬場巧者は、馬場が軽い時に高評価、重い時に低評価しています。

③馬場適性判定

その馬の馬場適性。軽S、軽A、軽B、軽C、イーブン、重C、重B、重A、重S の9段階。