【読書感想】競馬の勝ち方 卍
概要
書籍名:競馬の勝ち方
著者名:卍(まんじ。馬券裁判男)
「馬券裁判男」として一時期話題になった著者が、予想理論をまとめた書籍。
同著者は、他にも数冊本を執筆していますが、最もわかりやすくまとまっているのは本書です。(逆にいうとそれは、深堀って知りたい人のためには不向き、ということではありますが…)
主トピック
簡単にいうと、(血統や調教など)何か一つのファクターにこだわるわけではなく、すべてのデータのうち、使えるものを厳選し、そのすべてを使う予想理論。
そこまで大きなプラスにならないデータでも、「チリも積もれば山となる」的な発想で大量にフィルターを通せば、全体としてプラスにできるみたいです。
少し具体的にいうと、平均的な馬券回収率が80%だとして、とある回収率90%(平均の80%より10%高い)のデータ2つを掛け合わせて、回収率100%(80%+10%+10%)になるようなデータを作ることができれば良い、というイメージ。
で、それを全45つのデータを、予想ソフト(馬王Z)を用いて行っていた、とのこと。
ひとこと
風の噂で聞いたのですが、卍さん、現在はAI予想ソフト開発に勤しんでいるらしいです。
AI予想の根本的な考え方も上記のようなものですし、それを逆算して予想理論を構築していたんですかね…?(としたらタダの天才。)
評価まとめ
総合点: | |
予想力: | |
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値段: |